溜まった日記もなんのその。これを書かずに他の記事なんて書けませんよ。
3月25日。昨日の9時42分に能登半島沖を震源とするM7.1(後からM6.9に訂正された模様)の地震が起こりました。
石川県輪島、七尾の両市と穴水町が震度6強を記録。
震度6弱を同県志賀町、中能登町、能登町で記録。
震度5強が石川県羽咋市、宝達志水町、かほく市、新潟県刈羽村、富山市、富山県滑川市、舟橋村、
氷見市、小矢部市、射水市で記録。
その後も余震が続き、現在も時々揺れている訳です。
<毎日新聞社の記事より抜粋>
その1:
富山県氷見市では、ホテルのエレベーターが停止し、一時、客5人が閉じ込められた。海岸で液状化現象が起きているほか、市道で土砂崩れが発生、水道管の破裂も起きた。 その2:
25日午前に発生した能登半島沖地震で、石川県と隣接し震度5弱を観測した富山県氷見市。ブリの定置網漁で知られる氷見漁港内の道路は、一部陥没したり、アスファルトが3メートルにわたって裂け、液状化現象も起きた。旅館「永芳閣」では、地震発生直後にエレベーターが停止し、宿泊客4人と従業員が閉じ込められた。 俺はその時何をしていたのかと言うと、7時ごろ起床し、朝飯食って、ゲキレンジャーと仮面ライダー電脳を見た後(笑)、ちょびっとPC触った後、11時過ぎに出掛けるまでちょっと寝るわー、と寝室で横になっていました。
ちょっとうとうととしかかったときに最初の揺れが来て目が覚め、
「あー、またトラックかぁ」
と、とぼけたことを考えたわけです。・・・我が家の前の国道160号線はちょっと舗装が悪いところがあって(とらちゃんはご存知でしょうけど)ちょっとした段差があるのです。そこを大型のトレーラーが通ると家までがたがた揺れちゃうのです。
が、今回は違った。
揺れがどんどんひどくなり、以前
お部屋バトンで紹介したスチールラックからぼとぼととお宝グッズ(いや、俺の中でだけですけど)が落ちだし、こりゃいかん!と大慌てで部屋から飛び出し子供たちの下へ。怖くて泣き叫ぶ子供たちをニョーボがしっかりと抑えてくれていた。本当に何もなくてよかった。
とりあえず最初の揺れが収まり、はぁ、ひどかったねぇ、とりあえず震度とか震源地とか見ようか、とTVを付けてみたところ映らない。
・・・電気来てねぇ。とりあえずブレーカーを見るも落ちておらず。この辺一体安全装置か何かが作動して停電になったのだろう。
じゃ、とりあえずラジオで、と思ったが、電池が入ってなかった・・・。
そうこうしてるうちに電気は復帰。TVを着けて震源地&震度チェック。ふむふむ近いなぁ、って今まで北陸は地震が少ない地域、と勝手に決め付けていただけにかなりの衝撃をくらう。
とりあえず携帯から記事を投稿。その後家の周りを回ろうと家から出ようとしたら、ニョーボの一言。
「ズボンくらい穿いたら?」
俺は自宅で寝るとき、Tシャツ&ボクサーショーツだけじゃないと寝れないんですよ。そっかぁ、さっきから寒いと思ってたんだ(笑)。
家の周りを一通りチェック。瓦、壁、窓はなんともなっていない様子。後は墓なんだけど、今日は雨でちょっと墓まで行くには足元が悪い(お寺の高台にあり、足元が濡れていると危ないのです)。今日は出掛けなくちゃいけないし、明日は晴れるみたいだし、明日まで我慢しよう。
そういえば俺は消防分団員。こういう時ってとりあえず屯所で待機しなくちゃいけないんじゃなかろうか?。とりあえず連絡担当の幹部の方に電話を入れてみる。
「地震で大変混みあ・・・・ピッツーツー」
しょうがないのでとりあえず屯所へ。誰も来てないので、地震で倒れたホース巻や梯子を直し、10分くらい待機して誰も来ないので一旦帰宅。なんかあったら連絡あるだろ(いや、電話繋がらないんですけどね)。
家に帰って今度は家電から親戚宅へ電話攻撃をかますも繋がらず。携帯からもダメ。しまいにゃiモードまで接続不能に。
あーもう!。こういう時代だからこそ、もっと便利な機能があればいいのに!って、災害伝言サービスあるやん!と気付くも我が家の親戚たちでそれに気付くものはいるまい、と運良く繋がるまで我慢、と言うことにして(いや、心配なんですよ?)、とりあえず今日はどうしても11時過ぎには出掛けなくちゃいけない用事があったのでとりあえず出掛ける。
出掛けた先で先ほどの分団幹部と連絡が取れる。やはりあの後出動したそう。
小学校横にある忠霊塔の石が崩れていたり、山方(校下内で海沿いの地域以外を山方と呼んでいます)のほうで屋根瓦が落ちてる家が数軒あったそう。とりあえずそれくらいで被害は済んだらしい。また何かあったら召集するよ、との事。
別の先輩からも連絡がある。
先輩「どうだった?」
俺「これこれこうだったみたいっすよ。」
先輩「ふーん、もし何かあったら頼むね、俺今ユニヴァーサルスタジオにいるから(笑)」。
俺「うは。じゃ、速攻で来てくださいね(笑)」
先輩「無理!(笑)」
そして夜になって帰宅。
墓地のあるお寺の住職さんから連絡があり、我が家の墓も墓石がずれてしまっているらしい。墓地全体を、お寺と付き合いのある墓石屋さんに直してもらい、各戸それぞれに請求書を出す、と言うことにしたいがよろしいか、とおっしゃられるので快く快諾。もしずれてたり倒れてたりしたらどうしよう、と思っていたので一安心。
そうこうしているうちに夕飯食うべぇと言うことになり、ニョーボが何か作るわーとガスコンロつけたら点かない。外へ出てボンベそばのリセットボタンやいろいろ試すも結局つかないまま。結局カップラーメン、お湯は電気ポットじゃ(笑)。
今朝になってガス屋に連絡し修理してもらいました。今朝の朝食も夕べの惣菜の残りとインスタント味噌汁でしたよ(笑)。
と、いうことで。
今回起こった地震。能登半島地震と命名されたそうですが、本当にこの辺は地震が少ないところで、阪神淡路のときも新潟中越のときもちょっといつもより大きいかも!と言う地震があった程度。双方震度3だった記憶があります。
今回気象庁の発表によると、氷見市は震度5強だったそうです。その後の余震では震度3クラスが数回と2クラスが数十回。震度1くらいなら数え切れないくらい起こっているのだ、と思います。
これが都心部だったらと考えると、本当に怖くなります。あまり大きな声ではいえませんが、能登半島は限りなく過疎地だ、と思います(笑)。だから被害もこれくらいで済んでいるのではないか、と。いや、実際被害にあわれた方には怒られてしまうかもしれませんが。
今回の地震で、今まで今まで安心しきっていた自分の中の地震に対する意識と言うのを見直すいい機会になりました。
いきなり家の中を補強器具で固めたり、とかは無いとは思いますが(笑)、せめてラジオに電池位は入れておきたい、と思います。
また今回、ブログペットでお知り合いになれた皆様にご心配を掛けてしまい、また励ましの言葉をコメントやメールで多数頂き、心から感謝しております。本当にありがとうございました。
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