なぜタイトルがこういう風になったか、と言うのを日を追って説明するのは大変なので、連休最終日のこの日の分で書きます。
で、大変長いです(笑)。時間がある方は気長に読んでやってください。時間がない方は、後日にでも改めて読んでやってください。
よく判らないな、と言うことが出てきましたら、コメントでも残していただければお答えできると思います。
まず、9月16日が地区秋季大祭、翌17日が中学時代からの友人の結婚式だった、と言うことを踏まえていただきたいな、と。
6月初旬家の電話に携帯電話からの着信があった。たまたま俺がいないとき(操法で大変だったものですから)で、誰から?と聞くとIだ、と名乗ったと言う。Iと言えば、中学時代の友人でいたし、携帯電話の番号はお互い知らないので家の電話に着信があった、と言うのはおかしな話ではない。
とは言え、最近ではパチンコ屋さんかコンビニでくらいでしか会う事もなく、わざわざ電話をかけてこなきゃならない理由が思いつかなかった。
その日かけ直してみたのだけど、繋がらず。数日後、やっと電話が繋がり、話を聞くと、実は結婚することになったのだ、と。友人が大変少ないので、是非お前に出席してもらいたい、との事。確かに彼は後輩たちとつるむことが多く、同級生の友人って言うのを考えてみても思いつかないくらい少ない。そういわれてみれば、以前出席した友人の結婚式で、そういえば「俺が結婚するときは絶対出てくれよ!」と言われて安請け合いした事をなんとなーく覚えている。
で、聞くと日取りは9月17日。
9月中旬と言えば、稲刈りや秋祭りで結構この辺の人たちは慌しくて、普通なら結婚式などはあまりやらない。
そう言われてみれば、彼の地元は秋祭りに獅子舞出ないんだっけ。田んぼやってるかどうかも怪しい。
あーその時期結構忙しいから、と言って断るのもなんとなく嫌だったので、何とか都合付けて出席するよ、と快く承諾した(訳じゃないんだけど)のです。
そして操法氷見大会優勝、7月になって県大会の練習が始まった頃に、招待状が届いたわけですよ。余興をお願いします、と書かれて。
日程的にはかなりあるので、普通なら全然慌てないんだけど、操法がかなり手応えがあったおかげでかなり焦り、もう一人の友人に頼んで手伝ってもらうことにし、事情を説明して8月まで何も出来ないから簡単に済まそうね、と言うことだけを決めてしばらく放置することになったのです。
で、16日の秋季大祭。本来なら9月13日が大祭と決まっているのです。
今年から青年団長になったO君。獅子舞を出すためにやる気満々で7月終わりくらいから人足集めに奔放していたんだけど、13日は平日で思うように人数が集まらない。実際地元に残ってる20~30歳までの人間って4人しか居ないもの(笑)。就職で県外などに出てしまってる人たちをあてにしないとにっちもさっちもいかない事は、俺が青年団長やってるときから明らかだったのです。
と言うことで、8月。お盆前に緊急役員会が開かれ、青年団長らも出席して祭りを9月第3土曜にずらしてもらえないか、と言う議題で会議が開かれたのです。俺も役員なので出席したわけですが、祭りをずらす、と言うのは前代未聞の大事で、この場で決めるわけには行かず、村民全戸の意見を聞かなくては、と言うことになったのです。
翌日、慌てて各戸に書類兼意見書を配布、1週間後回収して村民全戸の意見を聴衆。
結局のところ、ずらす事に賛成が大量にあり、ずらして大祭開催が正式決定したわけです。
で、困ってしまったのは俺。翌日結婚式に出席する、と決めちゃってるわけですよね、冠婚葬祭を後から断るのは大変失礼にあたる、と言うことは理解しているので、何とかやるしかないな、と覚悟を決めたわけです。
と言うのも、そういう青年団員の人員不足だから、一軒一軒獅子舞を回すこと(”村回し”、と言います)はないだろう、と決め付けてたわけです。”寄せごこ”と言う、班長さん宅だけを回ると言うやり方でやるんだろう、と。実際まだ人員がいた俺のときですらそのやり方でやって、村回しは出来なかったんですから。
も、やる気満々の団長O君。OBたちの意見も聞かず勝手に各戸に村回しでやりますと、書類を配布。怒りのOBたちもしょうがないからやるしかないか、と諦め顔。俺もそれに習うしかない。多分死ぬよ、俺。
そして何とか練習を乗り切り、合間に友人と結婚式の余興の打ち合わせなんかもやって、ついに迎えたわけですよ連休を。
まず16日。前日興奮しすぎで1時間ちょっとしか睡眠時間がなかったのはさておき(笑)、11時より獅子舞巡航開始。最初は神社。ちょうど俺んちは宮当番の班だったので最初から獅子舞とともに動くことは出来ず、10時前から神社に行って準備を開始。掃除とか供え物とか。
で、神主さんが上がってきて(言い忘れてましたが、我が村の神社は200段の階段を登ってこないとありません。それだけで疲れるっつーの)、玉櫛や榊などを準備してると獅子舞到着。数回し披露して、その後御参り。御祓いを受けて、団長はじめ数名が玉櫛を捧げ、団員全員御祓いを受けて獅子舞再開。ここから神社から降りて、区長さん宅から順番に回って行くわけです。
お祭り最中の写真です。鰤男と見にきたニョーボに撮ってもらいました。
赤い法被が俺です(笑)。ちなみに、青年団で新しい法被を20枚新調したのですが、前日仕上がってきた法被が名前を間違っている、と言う華麗なるミスをしていて(あっちの手違いです)、急遽お蔵入り。どうしても新調した赤い法被(20枚中5枚だけ特別に作っていたのですが(笑))を着たかった俺は、あわてて自腹で法被を購入していたのです(笑)。
途中から雨にが降ってきて、時折土砂降り。途中でやめるわけにもいかないので、みんな体力を消耗してばてばての中、何とか終わらせることが出来ました。
俺もずっと太鼓を叩き続け、時折祝儀を読んだり、獅子舞を回したりしました。声はガラガラ、体力は限界。両手の握力は微力。もう死にそうです(笑)。
最後に神社に戻ってきて獅子殺し、と言う演目を披露して終わりです。ちなみに時刻は朝方4時。起床から24時間です。明日は10時までに結婚式場入りしていないといけないのです。もう数時間しかないのです(笑)。
終わったら公民館に戻って着替えてそして皆で飲み明かすわけなんですが、さすがに無理、と言うことで、獅子殺しを終えたらすぐに帰宅。衣装はじめ太鼓の鉢まですべて自分の持ち物だったので(笑)、即帰宅が可能でした(笑)。
そして翌日(いや、日は変わってないんだけど)。起床は9時。隣の市の会場に向かい、結婚式、披露宴に出席。
声を振り絞って余興も何とかできました。単なるインタビュー形式のやらせクイズだったんですけどね。
でも、コレで終わったわけじゃないんですよ。
終わって一旦家に帰って着替えて今度は2次会に出席。2次会が終わったのは21時。
代行で戻って、隣村のお祭りに。職場の先輩(と言っても今年ついに退職予定の齢70歳のお爺さん)宅へ。
その御宅のそばに獅子舞がやってきたので、見に行ってついでに地元の先輩と2人で獅子舞やらせてもらって、体ぼろぼろにして、宿の団長宅で呑ませて貰って、気付けば日付も変わった2時。もう限界、ってことで歩いて帰宅。
二日合わせて3時間くらいしか寝ませんでした。翌18日は、16時間くらい寝たのかな?(笑)。
ちなみに、3日くらい声出ませんでした。筋肉痛は1週間続きました。雨と以前からの練習疲れで風邪引くも、仕事もあるので休まずに何とか乗り切りました。
つーか、もういやです(笑)。35過ぎたら獅子舞は回せないですって。一応青年団は終わってるんですけど、45くらいまでは出てきてね、つか、ずっと出てきてね、と言われてるんですよね、先輩方も同様で(笑)。
こういう状況だったので、連休終わってからも更新できなかったのです。なんたって、キーボード打てないんですもの、手ぇ痛くて(笑)。
よくわかってないんですけど(笑)、ご支援よろしくお願いします↓
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