本日9月6日は、氷見市消防団秋季防災訓練の日です。我が分団の正機関員である俺も当然参加するわけです。
しかも今回は、操法大会の県大会に出場している俺たちは県から表彰を受けることになっており、メンバーは強制参加(笑)。
今日から復帰の漁を終えて、家に帰ってシャワーを浴びて朝飯食って、ちょっとだけまったりしてから出発。
集合場所は屯所。早めに行ってポンプ車を整備(と言うほどのことではないけれど)したり洗ったりして準備。
ポツリポツリと団員が集まってくる頃に準備終了。歓談しながら出発前の団長の訓辞を待つ。
ま、件の団長が遅刻してきて出発が15分遅れたんですけどね(笑)。
今回の訓練は、今年6月3日に富山市で発生した市街地繁華街での火災を教訓としたもの。市街地の町内の自主防災訓練も兼ねている。
9時に開催場所である氷見市緑地公園に集合。この緑地公園は漁港内にあり、全20分団&全婦人消防隊が並んでも十分広い。
訓辞を受け、訓練地へ出発。俺たちの分団は特命出場、と言うことになっているので出番は最後。先に第1、第二出場隊が出発。県消防ヘリからの報告により第3出場隊と特命出場隊が出発。
俺らは水利である上庄川河口近く右岸から揚水して、第三出場隊の某分団に中継する、と言うことになっていて、しかもメンバーは操法メンバー。ある意味物足りねぇ(笑)。
写真はその風景です。
左より一枚目:うちらのポンプ車から中継するために伸ばしたホース。ここからまだ十数メートル奥に中継すべきポンプ車がいたそうです。
2枚目:うちらの前に停めて揚水している分団の写真。この分団、揚水してから吸管一回上げて入れ直してるんですよね。で、水が上がらない!と大騒ぎしてたんですけど、当たり前です。もう一度真空かけないと水は上がらないのですよ、○○○分団の皆様。もっと勉強しましょう。
3枚目:うちらの後ろに止まってたポンプ車。3名ばかり突っ立ってますが(笑)、うちらの指揮者はじめ操法メンバー(笑)。つか、せっかくの訓練なんだけど、操法に慣れた俺らには物足りません。筒先持たなくてもいいしね。ただホース伸ばして揚水してるだけなんですよ。せめて筒先持ってればもう少し気合も入るんだけど。
訓練を終えて、その後婦人消防隊の一斉放水。
一生懸命やっておられましたよ。
そして、式典です。市長訓示、来賓祝辞、などなどを済ませてから表彰式。
俺たちは今回県の操法大会に出場しているので、富山県消防協会からの表彰を受けました。知らない間に俺が出世していたり(今までは普通の団員だったんですが、何故か表彰状には班長、と)、指揮者の「右向け右」の号令で左向いたり(打ち合わせでは左向くことになっていたので、声が掛かったから聞きもせずに左向いたわけです。で、ん?今右って言わなかった?と後ろ向いたら、2名が右、残り4名は左、と抜群のチームワークを披露(笑))、と会場を爆笑の渦に巻き込み、その後、来賓の方々の祝辞。結構大粒の雨が降ってきたりしたり、いつもどおり秋季訓練はぼろぼろです(笑)。
そもそも、なぜこんな平日の9月6日、と言う日に訓練を行うのか、と言うと、昭和13年、氷見の大火、と言うのがあったらしいのです。市街中心部から火が出て、この時期特有の風である北東の風、いわゆるあいの風に乗ってどんどん延焼、
約2000戸を焼く大火事になったそうなのです。
に、に、2000戸!。今からは想像も出来ません。氷見市中心部が全て焼け野原になっちゃったそうなので、とんでもないことだと思います。死んだ祖母(大正2年生まれ。90歳にて2003年6月他界)に聞いたら、
「うんの向うが真っ赤にそまっとってのぅ、か、何ちゅうはぐさんことになっとんがやらのぅ、と思ったわい」
とのこと。
・・・あ、通訳ですか?(笑)。
「海の向うが真っ赤に染まっていて、コレはなんと酷い事になっているのでしょう」
って感じでしょうか?(笑)。海の向うって言うのは、俺の家の前の海岸(当時)に出ると、南南東方向が氷見市街部になるのですが、海を挟んで見えるところからこういう表現になっていると思われます。
話はそれましたが、皆様、火事には十分に注意してくださいね。特にこれからは、台風や暖房機器を使うことが多くなる時期です。災害は全てを奪います。意識を持って対応してくださいね。
んーで、訓練終えてから地元まで防火のためにサイレンを鳴らして戻り、ポンプ車を洗って片付け。
地元民宿にて慰労会と名前を借りた宴会。3番員君の実家なので3番員君は不参加でしたけどね。
適当に酒飲んで料理を食って、そのあとは2次会。普段なら飲みに出たりするんだけど、指揮者さん宅で麻雀大会。指揮者、1、2、4番員の4人で(笑)。
気付けば21時オーバー。お疲れ様でした、とお開き。
つか、さすがに疲れました(笑)。
▽よくわかってないんですけど(笑)、ご支援よろしくお願いします
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