漁の後沖仕事。漁場その2の磯鼻緒の貝落とし。
見通し部を終えて一服。あと2時間踏ん張るかなぁ、と一息入れてたら、何故か見通し部の根の貝落としをやるって。
うはーあと5時間掛かるよ。どうせついでなんだから、そんなことやらずにこのまま折部まで貝落とししちゃえばいいのに。ま、あと2時間くらいやったら残りは明日以降って事にしてやめるんだろう、と思って文句も言わずに仕事再開。
で、事件は起こったんだ。
根の貝落としを始めて1時間半。時間にして11時30分。
風が結構ある日で船と船がぶつかることが多々あって仕事してても、危ないから、とチョコチョコ逃げたりしながらやらないといけない日だったんですよね。
そのときもそう。俺の乗ってる伝馬船と貝落としの道具を付けた大船が並んで段取りしている時に、風の所為で結構大きくぶつかったのです。
ま、そのときはなんでもなかったのですが、そのぶつかった時に避けますよね。
その時ちょっとわき腹をぶつけたのです。ちょっと痛いけど、そんなに気にならない。
その後。根の貝落としをするときは、根のロープををオオゴと言うロープからはずしてやらないといけないわけなんですけど、外そうと船の際から体を乗り出して仕事してたら、めりっという鈍い音とともに激痛が。
あれれ、すっげー痛いんですけど。船の上でのた打ち回るオッサン一名。俺だ俺。
とりあえず激しい痛みは数分後には治まった。激しい痛みが治まっただけ。ずーっと痛いんです。鈍ーい痛みがしくしく、と言うかなんと言うか。
そのあとも仕事を続けたわけだが、段々傷みはひどくなってくるし、そもそも体乗り出さないと仕事できないし、乗り出すと船に際がそのわき腹に当たるので痛くてしょうがないし。
「おーい、船頭。もうそろそろ昼だけど、どうするんだ?このあとも続けるのか?」
と、標準語に変換はしてありますが(笑)、年寄りが船頭にそう聞いた。
「あー、そうですね。ついでだからこのまま続けてしまいましょう。まーくんや、一度陸に戻ってパン買ってきてくれないかな、人数分」
うはー絶対終わるの15時だよ。つーか、もう無理!。
と、言うことで、パンを買いに陸に戻るついでにその時点で上がらせてもらいました。
家に帰って軽くシャワーを浴びて、そのまま車で市民病院まで。
診察の結果。
レントゲンで見てもよくわからないのですが、右の肋骨一番下と2番目にひびが入ってるらしいです。
「ココはどうしようもないから、とりあえずあまり激しい事はしないように。え?仕事。ホントは薦めないんですけどねぇ。ま、痛くない程度なら。ああ、治る時期ですか?三ヶ月は痛いと思いますよー」
と言うことで痛み止めとシップ貰って帰宅。一応明日以降も仕事には行くつもり。
家に帰ってもまだ船は沖にいた。流石に痛くて寝ていようか、とも思ったんだが、みんな仕事してるしなぁ、と言うことで寝ずに待機。
15時過ぎ、船が漁港に戻ってきた音が聞こえ、もうチョイしたら番屋行こうと思ってたら船頭から電話。
・ひびが入っていた。
・明日以降も仕事に出る。
・迷惑掛けてごめんなさい。
この3点を伝え、今日のところはそのまま。
夕方子供たち迎えに行ったら保育士の先生方が、
「あれ?どこか痛いんですか」
だって。よっぽど痛そうなそぶりしてたんでしょうねぇ(笑)。
備考:
この記事は7月6日18時45分に書き上げました。
んでいい訳なんですが。
じつはこの日以降、キーボード叩いてても響いて痛いせいか、打ち間違えが多々発生しちゃってます。なので、ただでさえ誤字脱字だらけなのにに、よりいっそう激しくなっちゃってまして。
なので記事を書いても安心してすぐに公開、と言うことが出来ず、何度か見直してから公開する、と言うことにしました。それで更新が遅いのだ、と言う事にしといてください(笑)。
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