去年からやってる試みなんだけど、「定置網を科学する」と言うのが行われているのです。
詳細は、
アサヒドットコムの記事を流用させていただきました。
定置網漁業の見学と魚群の動きなどを追う催しが21日早朝、氷見市沖であった。市内外から約40人の親子連れらが参加。近畿大などの協力で、氷見発祥とされ乱獲がないと言われる定置網の秘密を探った。
市水産漁港課が昨年から「定置網を科学する実験」として開催。参加者らは市内のホテルの遊覧船で出港し、○○○漁業組合の「○○漁場」にある定置網の「網起こし」を見学。近畿大研究スタッフの指導で潮流の加速度、水温、水深などを計測したほか、水揚げされたフクラギやイシダイなどに麻酔をかけ、人間の手術用メスなどを使って腹部に探知機入りのカプセルを埋め込み、定置網内に放流するなどした。
「手術」を体験した高岡市立野村小6年生の○○○○君は「少し怖かったが、すごい実験に参加できてうれしかった」と話していた。調査結果は23日に市内で発表される。注:個人名は伏せていただきました。
これの事業に、うちらの網が参加というか利用されたというか。上の方で話が進んでるから、末端の俺らは知らないんですよ(笑)。
と、いうことで。
8月の21・22日と、近畿大学農学部水産学科漁業生産システム研究室(研究室の名前は確認していませんが、教授の名前からそうでないかな、と)の研究員の方々と大学生が数名づつやって来られたのです。
初日はあまり魚が居らず、遊覧船で見学に来た子供たちもあまり面白くなかったのではないかな、と。
そうそう、それの取材にケーブルネット氷見のカメラマン様(行政チャンネル担当の方)が同乗されてたんですけど、操法のときにお世話になったので覚えていていただいたようで、ご挨拶なんかもさせていただいたりして。
翌日はハマチの幼魚”コヅクラ”が大漁。今日子供達ががくればよかったのにね、って感じ(笑)。
前日とはメンバーが代わった大学生たちは、ダツ
なる魚で大騒ぎ。
そのときの写真
ライフジャケットを着用してるのが大学生たち。向かって左の写真の真ん中の子が持ってる魚がダツです。なお、同僚は顔にぼかしを入れてあることをご了承ください(笑)。
後日、その研究室のHPにあったメアドにメールを送ってみたんですけど、現時点で返事はなし(笑)。もし何かの弾みで見つけたりしたら、是非コメントください(笑)。
そうそう、この実験の結果、数匹の定置網内に戻した探知機入りのカプセル入りの魚たちはほぼいなくなっていたらしく、やはり定置網は環境に優しい乱獲を防ぐ仕掛けだ、と言うことが証明されたようです。
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