今月1発目です。山田恵子作品2連発!。
○
CGH! 3巻 祥伝社 フィールコミックス 小池田マヤ著 だーい好きな山田恵子作品です。あいも変わらず濃いぃ中身でおかしいったらありゃしない。
つーか、普通の男子にゃ読めないよ、これ(笑)。BL好きな女子は是非。あえて腐女子と書かない俺ってエロいっ!拍手!。
○
ひのたまLOVE 双葉社 アクションKC 小池田マヤ著 残念ながら未完での発売ですが、素直に嬉しかったりします。
何故嬉しいのか、とか、この作品のことについてちょっと補足として小耳に挟んでもらわないといけないんじゃないかな、と思うので、続きに説明を書きます。
ご支援よろしくお願いします→
連載がストップしてから約8年、まさかこの作品が再び日の目を見ることになろうとは、予測すら出来ませんでした。
この作品は芳文社の「まんがタイムオプショナル」→「まんがタイムナチュラル」(隔月刊)で連載されていました。看板作品みたいな扱いでした。が、僅か6回で未完のままフェードアウトした小池田作品の「幻の作品」でもあります。wikiなんかでも説明されてなかったんじゃないかなぁ(今調べたら、現時点でもされてませんでした)。
何故フェードアウトしたのか、とかは書いたほうがいいんでしょうかねぇ?。ちょっと重いんですけど。
小池田マヤ先生は、芳文社の「まんがホーム」の新人賞を取ってデヴューしたのです。
看板作家として活躍されており、いきなり売れっ子漫画家か!と言う勢いだったんですが、そうなると必然的に他出版社でも連載しちゃいますよね。
数軒の出版社で連載したわけですが、このうちのひとつにライバル社である竹書房があったのがいけなかった。
連載中だったこの作品は打ち切りの告知も無いまま消失、次巻で完結だった筈の単行本3冊が延期に次ぐ延期、挙句芳文社の単行本リストからも名前が消える、と言うとんでもない事態に。
裁判沙汰の末、完結予定だった分は何とか他出版社から出版されたものの、この作品は7年間の版権差し止めと言うか、契約上7年間芳文社が出版権を掌握するということに。
晴れてこの春7年が過ぎ、出版権が小池田マヤ先生の元に戻ってきた記念に発売、と相成ったのでした。
つーか、この人喧嘩好きだね(笑)。大学時代も日本画科から版画科に喧嘩が原因で研究室変わってるのに。ま、いろいろ事情もありますから、一概に喧嘩イクナイ!って訳ではありませんけど。
こういう出版社とのごたごた、と言うのはよく聞きます。俺らが絡んだのもありましたねぇ(笑)。電車男!痴漢男!俺にも印税よこS(ry。
でも、版権を抑えるってーのはえぐいわ。漫画家の生命線でしょ、印税って。下手すりゃ死ぬで。ホント「バーバーハーバー」のヒットって凄いことだったんだよね。
ちなみに連載時のページ数は各12P、6号合計で72Pという事で、書き下ろしを加えたとしても単行本の基準(144P)には足りず、他の未完作品である、「葵様が好き」が同時掲載。作品解説と後書きで3ページの描き下ろし。
とまあ、長くなりましたが、こういうわけで素直に嬉しいのです。
そうそうタイトルの山田恵子。
小池田マヤ先生のことを書くときによくこの表現をしてるんですが、お気づきでしょうか?。
山田恵子ってーのは小池田先生の本名です(笑)。逆さから読んでみてください。
さ、「零子が行く!」を再販してもらわなくっちゃ!(笑)。
○新刊: 2冊(今回2冊)
◇既刊: 0冊
△古本: 0冊
計 : 2冊
雑誌:
PR